CEOのメッセージ

はじめに、新型コロナウィルス感染症の影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウィルス感染症は、あっという間に、私たちの生活を急変させました。
張り詰めた1本の糸が切れたように、繋がっていた世界は、分断されました。
そして、世界の各都市で緊急事態宣言がされるなか、「ヒト、モノ、カネ」の流れは、ほぼ止まりました。

ヒトは、移動を制限されています。
子どもたちは、学校に行けず、大好きな友達や先生と会うことができません。
大人たちは、無駄だと思っていた移動が、気分転換になっていたと気づかされました。

モノは、あるべき所に届きません。
サプライチェーンが分断され、部品や商品は納入が間に合いません。
目の前にあるモノが「時間と空間の結晶」であることに気づかされました。

カネは、回るべきところに回りません。
多くの商売が自粛を余儀なくされ、お金を使うところが限定されています。
自分の実力ではなく、社会のおかげで稼がせてもらっていることに気付かされました。

こうしてみると
たしかに、生活が急変して、失ったものは多いです。
しかし、生活が急変して、気づいたことも多いです。

そして、ないものを嘆くよりも、あるものに感謝して進む方が良さそうだと感じます。
そんなとき、思い出したい言葉があります。

"Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country."
「国家がみんなのために何をしてくれるかを問うのではなく、みんなが国家のために何をできるかを問うてみよう」

米国第35代大統領、ジョン・F・ケネディの就任演説の一節です。
"Country"を自分が貢献できる「場」に置き換えて、思考や行動をすると、前向きになれます。

だから、Airporterは、この不確実で急速に変化する状況下において、こう考え、こう行動します。

"Ask not what tourism industry can do for us; ask what we can do for tourism industry."

最後になりますが
私たちをご贔屓いただけるお客様やパートナー
私たちを信じてくれる株主
私と一緒に新しい価値を創造してくれる仲間
すべての方に感謝を申し上げます。

Airporterは、コロナとうまくやっていく道を必ず見つけます。

また、旅をしましょう
また、会いましょう
また、笑いましょう

皆様の安全と健康を心よりお祈り申し上げます。

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Airporter代表
泉谷 邦雄

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